荷物のサイズの測り方(3辺合計・厚みとよくある間違い)
発送方法を選ぶ前に、荷物のサイズを正しく測る方法をまとめます。日本郵便・ヤマト運輸の公式説明にもとづいています。
3辺合計とは
宅急便・ゆうパックのサイズは「縦・横・高さ」の3辺の長さを合計した数字(3辺合計)で決まります。日本郵便は「タテ・ヨコ・高さの三辺の合計でサイズが決まります」、ヤマト運輸は「縦A・横B・高さCを図り、お荷物の3辺合計が何cmあるかを確認します」と説明しています。
例えば縦20cm・横30cm・高さ40cmの荷物なら、3辺合計は20+30+40=90cmです。
変形した荷物・凹凸のある荷物の測り方
円筒形・球形や、凹凸があって「縦・横・高さ」がはっきりしない荷物について、日本郵便は「長さ・幅・厚さとも、最も長い三辺(球形であれば、直径×3)を計測し、その合計を求めます」と説明しています。つまり、いちばん出っ張っている部分(最大値)で測ります。押しつぶしたり、凹んだ部分に合わせて小さめに測ったりすると、実際に窓口で測り直されたときにサイズが変わる可能性があります。
1辺の長さの上限にも注意
3辺合計だけでなく、1辺の長さにも上限があります。ヤマト運輸の宅急便は「1辺の長さは最長170cmまで」(上下逆さまにできない等の荷物は1辺100cm以内)です。3辺合計が上限内でも、1本だけ極端に長い荷物(傘・釣り竿など)は注意してください。
厚みの測り方(ゆうパケット系)
ゆうパケットポスト・ゆうパケットポストminiの「厚さ3cm以内」は、日本郵便の説明では「郵便ポストに投かん可能なもの」という目安で、絶対的な最大値というより「ポストの投函口に入るか」の基準です。厚みのある部分(本の背表紙、ファスナーの金具など)が1か所でも3cmを超えると投函できない場合があるため、いちばん厚い箇所で測ります。
ゆうパケットポストminiは、専用資材について「製造過程において各辺1mm程度の差が生じる場合があります」とも説明されています。ぴったり上限に近いサイズのときは、少し余裕を見て発送方法を選んでください。
メジャーが無いときの代用方法
メルカリ公式コラムでは「百円ショップなどにもサイズスケールが置いてあり、簡単に厚みなどをはかることができます」と紹介されています。メジャーやサイズスケールが手元に無いときは、サイズが分かっているものと並べておおよその長さを確認する方法もあります。
| 代用品 | サイズ |
|---|---|
| クレジットカード・交通系ICカードなど | 85.6mm×54.0mm(ISO/IEC 7810 ID-1規格。国際共通サイズ) |
| A4用紙 | 210mm×297mm |
| 宅急便の伝票(ヤマト運輸) | 11.5cm×20.3cm(ヤマト運輸公式。梱包はこのサイズ以上を目安に) |
あくまでおおよその目安です。サイズの上限に近い荷物は、百円ショップ等のサイズスケールかメジャーで正確に測ることをおすすめします。
梱包後に測るべき理由
サイズは、商品そのものではなく「梱包した後」の状態で測ります。緩衝材や箱・封筒の厚みが加わる分、梱包前より数cm大きくなるのが普通です。メルカリ公式コラムも「梱包した後にもサイズを計測し直し確認してから発送するようにしましょう」と案内しています。
ヤマト運輸・日本郵便の窓口に持ち込む場合は、その場で計測されます。自己判断のサイズと差があっても、その場で正しい発送方法・料金に案内されます。
よくある測り間違い5つ
梱包前の商品そのもののサイズで発送方法を決めてしまう
梱包すると緩衝材や箱の厚みの分だけサイズが大きくなります。必ず梱包した後の状態で測り直してください。
凹んだ部分・潰した状態で厚みを測ってしまう
日本郵便は変形した荷物について「最も長い三辺」を測ると説明しています。いちばん出っ張っている・厚い部分で測ります。
3辺合計だけを見て、1辺の長さの上限を見落とす
3辺合計が上限内でも、1辺が極端に長い荷物(傘・釣り竿など)は別の上限(宅急便は1辺170cm)にかかることがあります。
サイズだけで判断し、重さとの比較を見落とす
ヤマト運輸の宅急便は「3辺計の大きさと実重量を比較し、大きい方のサイズが適用される」ため、サイズが小さくても重い荷物は大きいサイズ扱いになります。
「厚さ3cm以内」などの目安を、実測すべき絶対値だと思い込む
ゆうパケットポストの厚さ基準は「郵便ポストに投かんできるか」の目安です。ぴったりのサイズは、無理に投函せず窓口での確認も検討してください。
発送方法を選ぶ
サイズを測ったら、比較表でそのサイズに収まる発送方法を確認してください。